「ゲホッゲホッ…ヒックヒック…」
治まるのに数十分かかった。


「夏樹先生がすぐ来るようにだそうです!」
保健室に戻ってきた。


「分かったありがとう雫君!」


「いえ、自分にできるのはこのぐらいしかないので…」
悲しそうな顔をしていた。


その後、すぐ麗ちゃんが車で病院まで運んでくれた。


病院につけば、夏樹が入口まで迎えに来てくれていた。