「嘘…あれ?…ゲホッゲホッ…ハァハァハァ…」


なんか…急に体が怠くなってきた。
苦しいよ……。


「ひなちゃん!?
大丈夫だよゆっくり深呼吸しようね」
私の体を起こし背中をさすってくれた。


「ヒックヒック…ゲホッ…ハァハァヒック…」


「ひなちゃん、泣かないで~
泣いたら余計にしんどくなるだけだから」


「ゲホッゲホッ…ヒックヒック…ハァハァ」


「僕、夏樹先生に電話して来ます!」


「あ、ありがとう雫君!」
保健室をでて行く。