「どうして……ゲッホ?」 「いいから…計って!?」 「う~ん」 しぶしぶ脇に体温計をはさむ。 ピッピッピ…と音が鳴る。 「貸して体温計!」 「はい…」 ひなから体温計受け取る。 体温計をみると38.2℃の表示が出ていた。 「竜也に聞いたんだけど中庭に…いたの?」 「うん…」 「中庭で何してたの?」 机に向かって、ひなのカルテを出して 記録を書く。 「えっ…と、抜け出した後、疲れて寝ちゃって…ゲッホ」 「そっか…それでか……」 書くのを一旦止めて、ひなと向きあう。