~ 現在 ~


「はぁ…」

いつ告ろう……。


あの時から…頭の中はひなの事ばかりだ……。


「夏樹…ひなちゃんの事でも考えてたのか?」
横に座っている竜也が話掛けてきた。


「うん…」
竜也は、俺がひなの事が好きな事をしている。


「いつ告白しよう…とか?」
え!?


「なんでそれを?」


「やっぱりw」
どうしてわかったの?


「今日でも言えば?…どうせ返事は決まってるしね…」


「え?最後の方聞き取れなかったんだけどもう1回」
最後の方、声が小さくって聞こえなかった。


「巡回があるからそれじゃ…」


「あ、逃げた……」


今日ってそんな急に……。


できたら俺も苦労してねぇよ〜。