「今から家庭科室行って料理の試作品作ろうと思うんだけど…いいかなって?」 チラッとひなを見る尚 なるほどね。 その確認を聞きに来たのはいいんだけど。 ひなが爆睡してるからね。 「良いよ~行ってきなよ! 私からひなに言っておくからさ」 「本当か!?サンキュー西岡!!」 「うん♪」 彼は、お礼を言って皆の元に行った。 それから少ししてからクラスの皆は教室を出て、 家庭科室に向かった。 教室に残ったのは、私とひなだけ……。