「梨奈さん…ゲホッ」


「久しぶりだねwひなちゃん♪
あ、少しベット起こすね…」


そう言って、少しベットを起こしてくれた。


「ありがとうゲホッ梨奈さん♪」


「どういたしましてw」
笑顔で答える。


一人よりも…誰かがいてくれた方が少し楽になる…。


「ゲホッ…ゲホッ」


「誰か先生呼ぶ?」


私は首を横に振って断る。


「大丈夫ゲホッゲホッ…」


「もし、辛くなったら…ナースコール押してね?」


縦に首を振る。


目を閉じて…梨奈さんが出ていくのを待った。


梨奈さんが出て行ったのを見てから…1人になった私は…


「また発作が起こるんじゃないか」と考えたら怖くなり…眠れなかった。


翌朝、あの後から一睡も出来ず