誰よりも応援してるよ

「なみってば、強引にも程があるよね笑」

「だってさ、ゴリラだよ??ひどくない?私、結構傷ついたな~。」

確かに、ゴリラって表現はひどいかもしれないけど、蒼介はそんなに深く考えてない気がする。

「なんやかんやで、嬉しいんじゃないの??だって、なみはさ…」

「もーーー!やめてってば!恥ずかしすぎるし、アイツが聞いてたら、もっと恥ずかしいよ!」

七海は、顔を真っ赤にして恥ずかしそうに、必死に言った。その姿はまさしく、乙女そのもので、とてもかわいかった。

「どんだけ、片想いするのって話。笑好きならさ、なみは普段ちょー明るくて元気なんだし、そこをさもっと利用したほうがいいと思うけどなぁ♪」

「そ、それってさ、私にさ、告白しろと言ってる?」

なみは、言葉が途切れ途切れになっている。そんな、なみを見るのが私は好きだ。

「女子から告白するなんて引かれちゃうかもしれないし…何より、断られるよ…。私ってさ、何て言うか…友達止まりなんだよねー彼女って感じでも、ないみたいだしね。」

「要するに嫌われるのが怖いだけじゃん!?こんなこと言うと上から目線になるかもしれないけど私は、なみはもっーと自信もっていいと思う!」

嬉しそうな顔をした。その顔を見て私も、嬉しくなるし、元気をもらう。それくらい、なみにはパワーがあると、思っている。

「じゃあね!」

「え??ちなつ!?遊ばないの?」

「だって、弟が。さすがに、二日連続はまずい気がするしね…」

「そっかー。大変だね!じゃ、また明日ね」

少し寂しげに帰っていった。そんな姿を見てしまうと、とても申し訳ない気持ちになってしまう。