モゾッと身体を動かし、毛布からそっと顔を出す。
寝台に突いた腕を支えに、上体を捩っていたセドリックが、アデルの顔を見てホッと息を吐いた。
「よかった。やっと僕を見てくれた」
セドリックがそう言いながら顔を綻ばせるのを見て、アデルの胸がなぜだかきゅんと疼いた。
自分の胸の反応に戸惑いながら、アデルは寝台を四つん這いで移動して、床に足を下ろす。
わずかに間隔を空けて、セドリックの隣にちょこんと腰かけた。
「……ごめんなさい。心配かけて。怒ってるわけじゃないから」
俯きながら、肩に力を込めて呟くアデルに、セドリックはそっと顔を向けた。
「えっと……やっぱり夜中の捜索は、ちょっと疲れただけで」
アデルは横顔に彼の視線を感じながら、膝の上に両手を突いて更に続ける。
しかしそれを、セドリックが遮った。
「アデル、昨夜パーティーの時、どこにいたの?」
素直になることばかり意識して、一瞬アデルは無防備だったのかもしれない。
セドリックに向けられたストレートな質問に、彼女の肩はビクッと震えてしまった。
「う、あ、えっと……」
「昨日、アデルって休みだったっけ。でも君のことだから、きっとパーティーの護衛には出てくるかと思ってたんだけど」
寝台に突いた腕を支えに、上体を捩っていたセドリックが、アデルの顔を見てホッと息を吐いた。
「よかった。やっと僕を見てくれた」
セドリックがそう言いながら顔を綻ばせるのを見て、アデルの胸がなぜだかきゅんと疼いた。
自分の胸の反応に戸惑いながら、アデルは寝台を四つん這いで移動して、床に足を下ろす。
わずかに間隔を空けて、セドリックの隣にちょこんと腰かけた。
「……ごめんなさい。心配かけて。怒ってるわけじゃないから」
俯きながら、肩に力を込めて呟くアデルに、セドリックはそっと顔を向けた。
「えっと……やっぱり夜中の捜索は、ちょっと疲れただけで」
アデルは横顔に彼の視線を感じながら、膝の上に両手を突いて更に続ける。
しかしそれを、セドリックが遮った。
「アデル、昨夜パーティーの時、どこにいたの?」
素直になることばかり意識して、一瞬アデルは無防備だったのかもしれない。
セドリックに向けられたストレートな質問に、彼女の肩はビクッと震えてしまった。
「う、あ、えっと……」
「昨日、アデルって休みだったっけ。でも君のことだから、きっとパーティーの護衛には出てくるかと思ってたんだけど」
