私は象がいいの。



帰り道の頭の中は自然と怪獣の事ばかりだった

当然僕の目の前に現れたバス。
無理やりと着いてくる通学路。
クラスに入ったと同時に知る同じクラスメイトだった事実。
僕の勝手なイメージで高く評価していた澤田光が怪獣だった事実。
そして突然姿を消したところまで考えるうちに
あっという間に家に着いていた。

やはりおかしい。
僕は朝から・・・いや
怪獣と出会ってから・・・。