私は象がいいの。




そして朝バスの中で聞いた
地面にひびが入るような足音が
自分に近づいてくる。

もうこの音を聞くのは二回目だ
目的は分かっている。

♪ドドドドドドドドドッ


僕が想像した事とは違く怪獣は目の前を
猛ダッシュで僕を通り越す。

怪獣が僕の所へやってこなかった事は
幸いにすぎないが僕の僕自身の予想が
外れた事にショックを受ける。

僕は一体朝からどうしたんだ・・・

理解しようと思えば思う程頭の回転が悪くなるのに
しっかりと感じた。

考えるのをやめよう。