「『自分の在り方』…?」
「ああ。さっきも言ったと思うがあいつ、自分の変化の能力でいつも姿を変えているんだ。姿を変えているのにも関わらずその顔を隠すようにさらにマスクとか…フード付きの服で顔を隠して毎日生活してる」
「それで皆さんはよく孔雀さんだってわかるんですか?」
「私たちはわからないわ。だけど…なぜかシンマだけはすぐに孔雀だってわかるのよね…。ほんとさすが30年も一緒にいるだけあるわ~」
シンマが孔雀だっていうんだったらその人が孔雀っていうことか…。
「あいつ、気づいてないかもしれないが瞳の色だけ、変化してないんだ。めんどくさがって変えてないだけかもしれないが、いつも血のように真っ赤な色の瞳をしている。俺はそれを頼りにしている」
「あー、そうね。よくよく考えたらそうかも」
「そ、そうなんですか?」
「えっ?でも待ってこの前キレイな青色の目だったわよ?まあ、孔雀の場合、目の色はいつもきれいだな~って思ってたけど」
「うそだろ!?くっそ…変わらないところがあると思ってたのに…」
それもやっぱり自分の在り方がわかんないっていうことなのかな。
そういえば、孔雀は一人称もあまり言っていなかったような…。
たぶん一番一人称っぽいのは『こっち』っていうのだと思うけど…。
それじゃ、自分をあらわすときにはちょっと話しにくいんじゃないだろうか?
「ああ。さっきも言ったと思うがあいつ、自分の変化の能力でいつも姿を変えているんだ。姿を変えているのにも関わらずその顔を隠すようにさらにマスクとか…フード付きの服で顔を隠して毎日生活してる」
「それで皆さんはよく孔雀さんだってわかるんですか?」
「私たちはわからないわ。だけど…なぜかシンマだけはすぐに孔雀だってわかるのよね…。ほんとさすが30年も一緒にいるだけあるわ~」
シンマが孔雀だっていうんだったらその人が孔雀っていうことか…。
「あいつ、気づいてないかもしれないが瞳の色だけ、変化してないんだ。めんどくさがって変えてないだけかもしれないが、いつも血のように真っ赤な色の瞳をしている。俺はそれを頼りにしている」
「あー、そうね。よくよく考えたらそうかも」
「そ、そうなんですか?」
「えっ?でも待ってこの前キレイな青色の目だったわよ?まあ、孔雀の場合、目の色はいつもきれいだな~って思ってたけど」
「うそだろ!?くっそ…変わらないところがあると思ってたのに…」
それもやっぱり自分の在り方がわかんないっていうことなのかな。
そういえば、孔雀は一人称もあまり言っていなかったような…。
たぶん一番一人称っぽいのは『こっち』っていうのだと思うけど…。
それじゃ、自分をあらわすときにはちょっと話しにくいんじゃないだろうか?

