しばらくして…

リキが勢いよく降りてきた。

私に殴り掛かりそうな勢いで私のもとにきて
至近距離まで来たところで手を止めた。

「俺にはミアを殴れない」

そう言ってリキは私を見つめた。

「ごめん、中途半端なことして、やっぱりリキとは
付き合えない、ごめんね」

その後、リキとは特に会話もなく、お互い帰宅した。