それから、街を散策したり
公園で座って話したりした。

帰る前にリキは

「ミア、連絡先教えてよ」

と言うので、断る理由もなく
連絡先を交換した。

トモは
「あれ〜いい感じ〜?」

と茶化して来たが、お互い
トモを無視していた。

「ちぇ、冷た、もう帰ろっと…」

と寂しそうにいじけるトモ。

「じゃあね」

と言い、リキは帰っていった。