春休みも終わって私は着慣れない制服を
きて中学の入学式に向かった。

私の中学は二つの小学校が一緒になる。
小学校からの友達もいれば初めて
みる人もたくさんいた。

私は緊張しながら家が近所の友達
涼花(すずか)と一緒にいた。

それから私の中学校生活はスタート
した。

クラスが発表され教室に行ってみると
知らない子がたくさんいてどうしようか
迷っていた。

見渡してみるとそこには涼花の姿が
あってほっとした。

「同じクラスとか安心した!」

涼花も自分と同じようにどうしたら
いいか迷っていた。

それから私と涼花は一緒に過ごすこと
ことにした。

違う中学校の子ともだんだん
話せるようになってきた。

部活動も体験に行き合唱部に入部
することに決めた。

仲のよかった菜穂はバレーボール部に
入部しそこで出会った友達と過ごす
ようになって話す回数が減った。

私も合唱部に入ってから同学年だけで
なく先輩とも話すようになって楽しい
中学校生活を送っていた。

しかし事件は起きた。