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この歌声、何処から?しかも女性?




ふと、綺麗な声がどこからか聞こえてきた。

俺は無意識にその声の主を探した。

小さいけど、遠くではない。




よく耳をすませてたどり着いた先は、ここに人が暮らしているのか分からないくらい古い建物。




入り口を探していると、カフェの看板を見つけた。


こんな建物でカフェなんかしたってお客が来るわけないだろう。



本当にそんな建物。



それでも、あの歌声が気になってドアを押した。



あの見た目からは想像できないオシャレな内装。



でも、それ以上に驚いたのは探していた歌声の持ち主が目の前にいることだ。