固唾をのんで根気強く待っていると、パッとスポットライトが照らされた。
その光は、クローゼットほどの木箱に向けられている。
それと同時に、木箱がガタガタと揺れだした。
あたしはそのとき、咄嗟に悟った。
【このなかに可愛いペットなんて入っていない】、と。
「ふたりとも、やっぱり出よう」
その光は、クローゼットほどの木箱に向けられている。
それと同時に、木箱がガタガタと揺れだした。
あたしはそのとき、咄嗟に悟った。
【このなかに可愛いペットなんて入っていない】、と。
「ふたりとも、やっぱり出よう」



