─夢をみてた。
欲しかったもの全部買ってもらった。
高級バッグ、欲しかったワンピース、靴。
幸せだなぁ…
いつまでも夢がさめなければいいな…あ…
「はっ!」
目が覚めた! しかもまだ朝の4時。
あぁ~、もうちょっと夢にいたかった。
でも、今から寝ても中途半端だな。
「コンビニ行こう…」
家族を起こさないように、そっと玄関を出た。
あたりはとっても薄暗い。
ジャージにキティサン姿の私。
田中 由里。どこにでも居そうな名前。
どこにでもいそうな、バカ。
それが、私。
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