海斗と終ったあの日から、私は変わった…。 所詮、男なんて女を利用するだけの生き物なんだ。 自分の欲望を満たすことしか考えられない奴等なんだ。 そう思うようになった。 そして、利用されるのなら… 利用しよう。 私のこの寂しさを…、 この空虚感を…、 この胸の痛みを、 少しでも和らげる為に…、 早く海斗を忘れる為に。 私はまた、男と遊び始めた。 _