「ちょっ…渚、大丈夫か?」



「……大丈夫…じゃなーーーい!!!!うあぁぁぁぁん」


私は朝から大声を出して、机に突っ伏し大泣きした。


「まぁ、大ダメージってとこね」


夕日ちゃんが優しく背中を摩る。


「な、なんで…柊先生キスなんてっ…ズルいっ。あのキスからきっと先生は柊先生とくっついてしまうんだわっ!!!!いやだぁぁぁああ」


「そ、それはかなりない気がするけど」


「どう…して?」


私は涙でグシャグシャの顔を上げて、夕日ちゃんに尋ねた。


「だって、あの超毒舌冷徹先生よ?…ないない」


「そうかな?」