超毒舌先生と笑顔ちゃん。

「でもっ…先生…さっき…」


「お前にとって笑顔は心を閉ざす鎖なんだな。だったら、俺は確信して言う。きっとお前は今日から、心から感情のこもった笑顔ができるようになる。知ってるか、お前。人の笑顔には人を喜ばせる力があるらしいぞ」


「らしい、んですか?」


「ああ、らしい。だから、人を喜ばせる笑顔をしろ」


「む、無理ですそんなの!」


「いや、できる」


「どうして、そんな確信的な…」


「あー、勘?」


「……先生の勘は信用できるんでしょうか」


「多分な。とりあえず、俺はお前に期待してるってことだ。人を喜ばせるだけの笑顔をすれば、その分お前に幸せがくる。大丈夫だ。これだけは本当に確かなことだよ。それに…逃げずにお前が具合悪い中も入学式来たのは、学校生活の中で自分や他人に向き合うためだろ?」


私は小さく頷いた。