そう…"あの時"。
それは、入学式の時のことだった。
私は大事な日に限って熱を出してしまうという、嫌な性質を持っており…それは入学式も例外では無かった。
でも、私は自分を少しでも変えたいと思って高校を選んだから絶対に入学式を休むわけには行かなかった。
だから、私は39度の熱を出し半ば過呼吸になりながらも頑張って校門前まで登校したのだ。
(なんて嫌な性質なんだろ、本当に…辛すぎる。でも、絶対に入学式だけは出るんだ!!!!)
「…おい、お前大丈夫か?」
おぼつかない足取りに気づいたのか、話しかけてきた先生がいた。
それが、士道先生だった。
とても、顔の整った先生だと思った。
それは、入学式の時のことだった。
私は大事な日に限って熱を出してしまうという、嫌な性質を持っており…それは入学式も例外では無かった。
でも、私は自分を少しでも変えたいと思って高校を選んだから絶対に入学式を休むわけには行かなかった。
だから、私は39度の熱を出し半ば過呼吸になりながらも頑張って校門前まで登校したのだ。
(なんて嫌な性質なんだろ、本当に…辛すぎる。でも、絶対に入学式だけは出るんだ!!!!)
「…おい、お前大丈夫か?」
おぼつかない足取りに気づいたのか、話しかけてきた先生がいた。
それが、士道先生だった。
とても、顔の整った先生だと思った。