「あんたねぇ…大袈裟よ」


「そんなことない!それっくらい、私には困難なの!」


「へぇー。本気で先生狙いたくないんならいいけどねぇ」


「それで本当に先生が振り向いてくれるの?」


「そんなの…やってみなくちゃわからないじゃない?んでも、やる価値はあると思うけどな」


「わ…わかった!やってみるね、夕日ちゃん!!!!!!!」


「がんばーっ」


夕日ちゃんはパチパチと拍手した。


これで先生が振り向いてくれる確率が上がるなら、やってみよう!




そして、押してダメなら引いてみろ作戦が始まった。


翌朝から、私はいつもの愛の告白とあいさつをなんとか堪え…先生とただすれ違っただけに終わった。


本当は先生へのあいさつ超したかったけど!!!