超毒舌先生と笑顔ちゃん。

「先生??」


トボトボと周りを見渡しながら重い足を動かす。


ど、どうしよう。


怖いし、暗いし…。


最悪だ。


先生を探すが、全くいない。


すると、目の前から髪の長い女が体を引きずって現れた。


「きゃあああっ!」


なにこれぇ…怖いっ!!!!!!!




怯えていると、いきなり先生の安心する声が聞こえた。


「まったく、うるせぇよお前」


そう言って先生は私の手を引っ張って、走っていく。


そして走り続け、ついに出口へ辿り着いた。