超毒舌先生と笑顔ちゃん。

「……」


返事は帰ってこない。



「はぁ…肩貸すから、保健室行くぞ」



「嫌です。そしたら、1位なれないです」



「そうか………まぁ、変な茶番をやってたせいでもう手遅れだがな」




〈高田選手、1位ーーっ!!!!!!!〉



「う…そぉ」



彼女は上げていた顔を、地面に伏せた。



「はぁ…とりあえず保健室行くぞ」



でも、成嶋は起き上がらなかったので…仕方なくズルズルと引っ張って保健室へ行った。