「先生、お願いがありますっ」
「嫌だ」
「私とデートしてください!」
「嫌だっつってんだろ」
「どうしてですか!?」
「決まってんだろ、お前は生徒だ」
「じゃあ、生徒じゃなくなればいいんですか?!今から退学届出してきますっ」
私が走り出そうとしたら、先生は首元をグイッと引っ張った。
「ふざけんな」
「え、もしかして…私がいなくなると寂しいからですかっ?」
「いや、お前はバカに頭いいから…優秀な生徒が退学したとなれば俺が咎められんだろ」
「えぇ…」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…