なんて思っている間に時間は過ぎる。
今日は何曜日だっただろうか。昨日が月曜日だから火曜日か。
憂鬱だ。まだ週の始めの部分なのか。あと3日は早起きしなければならないのだと思うと、
気が重くなる。

とりあえず部屋を出て、朝食でも食べよう。
まずはそこからだ。

眠い目をこすりながら階段を降りた私は朝食を求めリビングへと向かった。

「あれ?なんでお母さんいないんだろ。」

いつもならこの時間には朝食を作り終えて、テレビを見ているはずだ。
なのにその母の姿が見当たらない。

よくよく思えば、あまりにも静かすぎた。
まるでこの家には私1人だけのような。