成吾「えーどんなサプライズだろ?」

成吾はワクワクしていた。また、大学の友達が来るとしか思っていない。


そして午後7時になる約10分前になり、家を出発した。成吾は助手席に乗り、アイマスクとイヤホンを付けて大音量で音楽を聴かされた。まるで異次元の世界にいるかのようだった。


居酒屋までは数分ほどで到着してしまった。成吾は、助手席のドアが開いたあとに誰かに手を取られ、車の外に出された。


多分俺の手を引いたのは男性だが間違いなくうっし~ではないな。

あと俺の背中に手を置いている人は…ん?女性か?