12時…12時半…13時…



約束の時間になっても、
お店の忙しさは変わらず、
しかも昼から来る子がまだ到着していなかった。



こんな状況だと
オバサンに言えないよ。


どうしよう~(~_~)



アタシは黙って、
ジュースを売り続けた。


13時半になったとき、
オバサンがこちらにやってきた。



「ハルナちゃん…。
ごめんね~お店が忙しくて、
バイトの子が14時になるって言うんだよ。
それまでは頑張ってくれるかい??」



申し訳なさそうに言うオバサンに、
アタシは笑顔で頷いた。


オバサンが悪いわけじゃない。


カズキくんが決勝に残っていることを祈ろう!!