「……あのさぁ。
明後日、ビーチバレーの大会があるんだ!!
……その試合でさ。
その……勝つこと出来たら…
俺と付き合ってくれないか??」


「……え??(*_*;」



勢い良く振り向き、
真剣な眼差しを送るカズキくん。


そんな表情を見ていると
…アタシも「うん…」と
頷くしかなかった。


カズキくんは「よっしゃ!!」と
ガッツポーズを決めると、
口角を上げて目を輝かせた。


アタシは…
…また空を見上げる。


そして、
カズキくんが勝ちますように…
こっそりお祈りをした。