幼なじみ、すれ違い。




***




「やぁーん!麻衣ーっっ!」



翌日、学校へ行くなり、私に抱きついてきたのは、星蘭だった。



「せ、星蘭っ、苦しい…!」



「あ、ごめんごめん。ってゆーか、めっちゃ久しぶりじゃん!元気だった?」



「星蘭こそ!元気そうで何よりだよ!…で、流星は??」



「あぁ、あいつなら女の子にちやほやされてるよ。ほらあそこ」




星蘭が指差す方を見ると、たくさんの女の子に囲まれる流星の姿が。




まぁ確かに、流星はかっこいいもんね。



しかもアメリカ帰りなんて言われたら、そりゃそうか。




「麻衣は流星のこと好きなんだね」




「え⁉︎え⁉︎ち、違うし!私は流星じゃなくて、空くんが…!」