キーンコーンカーンコーン 最終下校時刻のチャイムが鳴る。 「ゆうくん?どう大丈夫?もう部活終わるよ 一緒に帰ろ」 「え? あ、うん。だいぶ良くなったありがと。」 「よかった~」 微笑む彼女の顔を見ると不調がどこか彼方へ消えてしまったようだ