数日は対応に追われて

あっと言う間に過ぎていった。


俺はまた失敗するんだ。

忙しさのせいで、気付いてなかったんだ。


これだけの反響があれば

彼女の住む世界にも変化があるのは

当然なのに・・・


そこまで頭がまわらなかった。

ただの言い訳だ。


俺は守ると約束した人を

守れてなかった。


そのことを知ったのはロビンから

聞いたのだった。


こんなに悔しいことはなかった。

正直、ロビンに八つ当たりだと

分かっていながらも、むかついたんだ。


なぜ、彼女のピンチに駆けつけるのは

俺じゃなくてお前なんだ。


でも、そんなのは本当に

ただの八つ当たり。嫉妬。

それでしかなかった。