その後、澪は彼女を送って行った。

ロビンは無駄話をした後、

仕事があると帰って行った。


部屋で1人になった俺は

さっきの写真をながめていた。


そして1番気に入った写真を

手にとりじっと見つめていた。


子供じみたことをしたと

自分でもわかる。


1番気に入ったものはあげずに

2番目を彼女に渡した。


『俺はほんとにロリコンかもしれない』


17歳の少女に俺は

恋してしまったのか・・・


そんな考えを何度も消しながら

写真から目を離すことができなかった。


写真の中の彼女はただ静かに

はにかみながら微笑んでいた。