スポンジのようなもので

丁寧にファンデーションを塗って

初めて人にマスカラを塗ってもらって

緊張と気持ちよさとで

動悸が早くなるのを感じながら

されるがままに身を預けた。


15分ほどでメイクを終えたロビンさんは

満足そうに私の顔を見て


「うん、完璧!!」

と微笑んだ。


澪さんもその様子を見て私の顔を見た。

ちなみに私はまだ、出来上がりを

見ていない。

「さすがね、ロビンさん!

 いいわぁ~」

と澪さんも絶賛してくれた。


早く鏡を見たくてキョロキョロしたが

社長室でメイクをしたせいで

鏡が見当たらなかった。


その様子に気付いたロビンさんが

すごいデコレーションをされた

鏡を渡してくれた。


鏡をのぞいてみると・・・