「ねぇ、圭さん。

 いつかね、ずっと先でいいんだけど

 いつか、私を圭さんのお嫁さんにしてね」


夜のせいかな・・・

私はなんだか大胆な発言をしてしまった。


「・・・・」

圭さん、黙っちゃった・・・


「ごめんなさい・・・そんな真剣に

 考えないで・・」

「違うんだ。うれしくて・・・

 いつか俺、林檎にプロポーズするから

 待ってろよ」

「うん!!」


「林檎、愛してるよ」

「ん」

ボロボロ涙が出た。

だって私、幸せなんだもん。




・・・・携帯を切って眠る。

もぅ私はどんなことでも乗り越えれるような

無敵な気持ちで眠ることができた。