「あちゃ・・・ごめん」

なんとも言えずに謝ってみた。


「あはは。あちゃってなんだそれ?!」

「へへ・・・」

「幸せそうだな。安心した」

「うん、幸せだよ」

「で、幸せボケした顔を僕に

 見せにきたの?」

「違うよぉ・・・私ね、留学決めたから」

「まじでぇ~~~、よかったじゃん!!」

素直に喜んでくれるロビンはやっぱり

いい人で、大好きだ。



「それをちゃんとロビンには話したくって」

「うん、相変わらず律儀だね、林檎は」

「ロビンにはさぁ、色々教えてもらったし

 それに、私の目標だから・・」


「僕が目標?そっかぁ・・・

 ありがとう」

ロビンはとっても穏やかな表情で

微笑んでくれた。


これで、私のけじめはついた・・・

よくわからないけど、そう感じた。