バスタブの中で彼が後ろから

抱きしめてくれた状態で


「林檎・・・」

「ん?」

「俺達、離れても大丈夫だよな」

そう言って彼は私をぎゅってしてくれた。


「うん。少しの間だけだよ・・・」

「そうだよな・・・俺、待ってるから」

「うん。圭さん・・・

 私、すっごい今幸せなんだ」

「ん?」

「圭さんが大好きで圭さんが

 私のこと好きって言ってくれるたんびに

 すごく幸せ。



 こんな風になれるなんて思ってなかったから

 夢みたいで、幸せなんだ」


「俺のほうが幸せだよ。

 林檎がこんなにも近くにいてくれて・・

 好きだよ・・・・

 愛してるよ」


彼は優しくキスしてくれた。


ねぇ、私達はきっと大丈夫だよね。

遠距離になってもきっと大丈夫。