彼はどこまでも優しく私を

大事にしてくれるのがすごくわかった。


ベットの上でもやっぱり優しくて

ゆっくりと私の体を愛してくれた。


「林檎・・・好きだよ」

何度もそう言ってキスをしてくれた。


だから、私は安心してあなたに身を

ゆだねることができたんだ。


「私も圭さん・・大好き・・」

うわごとのように私はバカみたいに

何度もそう言った。


お互い裸はすっごく恥ずかしかったけど

人の体温ってこんなにも気持ちいいんだって

私は初めて知った。


圭さんの肌と私の肌が重なる部分は

とても温かくて幸せで

何度もぎゅっとしてくれる圭さんも

同じように感じてたのかな?


私はやっぱりまだ片思い・・・

もしくはファンのような心理で

彼の細身で締まった筋肉を見ては

ドキドキしてたんだ。


だってすっごくかっこ良くて。