彼女がもし、初めてじゃなかったら・・

俺はきっと嫉妬してしまいそうで

恐い。


こんなにも俺は嫉妬深かったっけ?


自分のことは棚に上げて彼女の

初めての男になりたいなんて勝手な

話で、多いに迷惑な話だろう。


初めての男じゃなくても、最後の男に

なれればいいじゃないかって思うんだけど・・

って、俺は古い演歌歌手のようなことを

考えてる。


自分でもバカらしい。


自分でも呆れるくらい彼女が好きなんだ。


腕の中にすっぽり収まる彼女。

かわいくて、愛しくて


うぐ~~っ。

もぅ我慢の限界かもしれない・・・・・




彼女の頬に手を当てて

ゆっくりと上を向かせる。


彼女はなにされるのかわかったようで

目を閉じた。


やべ~~かわいい。


そっと唇を重ねた。


俺達の初めてのキス。