「だから・・・・だから・・・」

お別れを言いにきたって言わなきゃ

いけないのはわかってるのに

まだ、私の心はストップをかけるんだ。


それを言ったらもぅ終わってしまうんだよ

そう言って私を止めるんだ。


「だから・・・圭さんに・・」


「林檎ちゃん!!」

私の言葉をさえぎるように

彼が私を呼んだ。



「そんな顔しないでくれ・・・

 君には笑って欲しい・・・」


その言葉は私が前に彼に言った言葉。