刺されたんだ・・・・・

そう気付いた瞬間から意識が薄れていった。


そして俺は薄れゆく記憶の中で

死を意識したんだ。



そのまま倒れて頭を強く打った・・・

彼女が俺を抱きかかえながら


叫んでた。


「死なないで・・・・・いやぁぁ~~~~~」


涙がポロポロ流れていた・・・



俺は涙を拭いてあげたくて・・・



手を伸ばした・・・


「り・・林檎ちゃ・・きだ・・」



「・・好きだ・・・・・・」


そこで真っ暗になったんだ・・・・・・・・