「「「辰紀ぃぃぃぃぃぃい!」」」
倉庫内に下っ端たちの絶望感満ち溢れた声が木霊した
幹部以上は遠巻きに見ていたけれど、ふとこっちに歩いてきて
「オレらが欲しいって言ったらくれんの?」
「あ、当たり前です!」
「え、じゃあ、俺欲しいーっ!」
「辰紀がいいなら、もらうよ」
「総長と瞬矢さんはいいですか?」
「あぁ、悪いな」
「ごめんな」
あまり甘い物を好まない奏翔と瞬矢は断る
立騎は食いついて、優は辰紀を案じた
雛乃も食べるらしく、訊かれたときこくこくと頷いていた
ちなみに辰紀は人数数えてる辺り、しっかり私たち以外の子の分も作る気だ
そして、ちゃっかり理と郁斗が最前列に並んで待っている
「みぃちゃん、美味しかった?」
「うん、とっても」
倉庫内に下っ端たちの絶望感満ち溢れた声が木霊した
幹部以上は遠巻きに見ていたけれど、ふとこっちに歩いてきて
「オレらが欲しいって言ったらくれんの?」
「あ、当たり前です!」
「え、じゃあ、俺欲しいーっ!」
「辰紀がいいなら、もらうよ」
「総長と瞬矢さんはいいですか?」
「あぁ、悪いな」
「ごめんな」
あまり甘い物を好まない奏翔と瞬矢は断る
立騎は食いついて、優は辰紀を案じた
雛乃も食べるらしく、訊かれたときこくこくと頷いていた
ちなみに辰紀は人数数えてる辺り、しっかり私たち以外の子の分も作る気だ
そして、ちゃっかり理と郁斗が最前列に並んで待っている
「みぃちゃん、美味しかった?」
「うん、とっても」


