意味深のような曖昧な答えをくれた

その視線は優に留まっていたから

当たりだと分かっていたけど



「優」

「なに、奏翔」

「一応言っておく。

愛桜を連れ戻せるのはお前だけだ」



そう言うだけ言ってカナは総長室に入っていった

つまり、ここからは優の問題

オレらは口出しできない

そう悟ってソファにまた体重を、預けた




☆★瞬矢side.end★☆