「どうぞ、入って。」

「えっ、愛桜ちゃん...

ほんとに一人暮らしなの?」

「あはは、あたしと同じ反応してる」

「一軒家に一人暮らしってどんなんだよ...」

「でっかいねーっ!」

「お邪魔します」



奏翔の声に続いて、みんなもおずおずと

そう言ってから入って来た

1名、ただいまーって軽く入って来た人がいたんだけど

まあ、この際気にしないでおこう



「どうぞ、好きに寛いで」



レースワンピースに着替えて、リビングに戻ると

先ほどのおどおどした感じはどこへ行ったのやら

自分の家のように寛ぐみんながいた



「まあ、そうよね」

「何がだ?」

「貴方たちのこと。

寛いでてこそ、貴方たちだよねって思って」

「ふっ、確かに?」



だから、何その色気!

ほんと、かっこいい

....カッコイイは罪だ