東京恋愛専科~または恋は言ってみりゃボディブロー~

返事を待つこと、約20分。

「あっ、きた」

つづりさんからメールの返事が届いた。

『こちらこそ、ありがとうございました

お昼休みにおうかがいします』

「よかった~」

その内容に、俺はホッと胸をなで下ろした。

もし断られたらどうしようかと思ったけど、何とかなってくれてよかった。

後は彼女を誘い出して、水族館のチケットを渡すだけである。

さて、何て言って彼女を誘い出そうか?

都合に関してはつづりさんにあわせるとして…って、俺は仕事中だと言うのに一体何を考えているんだ?

昼休みになったら彼女に会えると言うのに、まるで今すぐにでも会いたいと思っている。

「しゅ、集中しよう…」

そう呟いて自分に言い聞かせると、手元の書類に視線を落とした。