気づいたら
隼人くんは階段を2段降りてて

私より1段下にいた





「好きって言って」




「…好き」






一段下にいる隼人くんは
私と同じ目線で


そのまま
綺麗な隼人くんの顔が近づいてきて

優しく
唇が触れた






「あーーーやばい」




隼人くんの唇が離れて

急に隼人くんが大声を出して顔を隠した





「……?」



「見んな!」




私が顔を除くと
隼人くんは私を突き放してきた




「あー!照れてる!」



「うっせー!」



「すぐ顔赤くなる!」




「うるさいなー」




「……んっ!?」




隼人くんは急にまた
私の唇をふさいで

今度は

深くて

暖かくて

優しい





「……ちょ!隼人くん!」




隼人くんが急に
私の胸に触れてきて

すぐに隼人くんから離れた




「なに?」



「外だから!」




「チッ」




「チッじゃないし!」




「まっ、これからやりたい放題だからなー!」




「…はぁ!?」




「ん?」




隼人くんは
意地悪な顔をしてきた



「そーいうことしたいんだったら他あたってください」





「ごめんってー!冗談!」




「ばーーーか!」






早速ケンカだけど


こういうのもいいよね






隼人くんが

彼氏。






あの
一ノ瀬隼人が


私の彼氏になりました。