はるかへ

誕生日だから、ケーキ買って帰るね!
お母さんとも一緒です。
待っててね!

父より


そうお父さんからメールが届いたのは午後6時。
1時間前のことだ。
でも、1時間たっても、2人とも帰ってこない。
メールをしても、返信はないし、電話にも出ない...

胸騒ぎがする...
その瞬間、
「ジリリリリ!」
電話がなった


「カチャ
もしもし、楠です。」

そういった瞬間、焦った声で誠司が喋り始めた。
誠司は父の親友で、警察官だ。


「もしもし、はるかちゃん?お父さんとお母さんが事故にあった。
今から、南総合病院にこれるか?」

頭が真っ白になった
とにかく急がなきゃ!

そう思った私は、急いで家を飛び出した。


病院に到着して、まもなくすぐにお父さんとお母さんは亡くなった。

私は葬儀を終えた後、このあとどの親戚の家に行くかの話をした。
でも、私はおばあちゃんたちがいなく、
ほかの親戚も忙しいのか、ただ単に嫌なのかは分からないが誰も引き受けなく
私は児童養護施設に行くことになった。