苺の花が咲く頃に


家から近い橋の下は追い出された時に私が毎回来るところ。

今日は雨風が強くてビショビショになってしまった。
「辛いなぁ...。」

雨に濡れたせいか体が重くて熱い。

目眩がする。 このまま死ねれたらいいな。

「..い!だいじ...か!?」

男の人の声がするけど眩暈がして誰か分からない。

「だいじょ...うぶです。」
歩こうと思っても足が動いてくれない。

そこで私の意識は途切れた。