「、、『姫はいたのか?』って」
「、、、姫、、ですか」
海はそう言って少し目を細めた
「、、、、、、分かってる。
辛いのも苦しいのも、我慢してんのも
俺だけじゃねえことくらい分かってんだ」
「久々ですね。仁が俺に弱音を吐くのは」
「、、え?」
「仁はいつだって俺達の前を歩くんだよ
俺達が迷わないように、
俺達が進んで行けるように
あの時だって仁は、、、」
そう言うと海は一旦言葉を止めた
そして
「俺が何故、鳳の運転手を続けているか仁なら分かってるんだろ、、?」
海はそう言った
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…