(仁、俺達は知ってたよ

お前が1度も泣かなかった事を
あの日から1度だって涙を見せなかった事も

だけど誰よりも悔しくて
誰よりも泣きたい事を

俺達は分かっていたんだ)


「本当にバカですよ」


(鳳 牙山


この名にかけて守ると誓ったのだから)


「行きますか」


陽「おうよッ!」


俺達はマンションの中へと入って行った